
vol.31 今年はおうちバレンタイン

ステイホームの影響で家にいる時間が増え、お菓子作りに目覚めた、という方も多いのではないでしょうか。もうすぐバレンタイン。今年は家族に、手作りのチョコレートデザートをプレゼントしてみませんか?
ご紹介するのは、ふんわりなめらかなチョコレートムースのレシピ。材料はたったの2つ、チョコレートと生クリームを用意すればOK。お好みでいちごやフランボワーズなどをトッピングすると、いっそう華やかになりますよ。ラッピングして持ち運ぶ必要がないから、いっそう気軽ですよね。
一番身近で、大切なひとに。どうぞ楽しいおうちバレンタインをお過ごしください。
材料2つ! チョコレートムース
【材料】
(3〜4人分)
チョコレート 100g
生クリーム 1パック(200ml)
あれば、いちごやミント

シンプルな材料だからこそ、素材の味が重要になります。そのまま食べておいしいと感じるチョコレートを使ってくださいね。板チョコでも、もちろん大丈夫です。生クリームは動物性のものを使いましょう。
【作り方】
(1)ボウルに生クリームを入れて、泡立て器で全体にとろみがつくまで泡立てます。泡立て器ですくうと軽く跡が残るくらいが目安です。泡立てた生クリームのうち大さじ3を別のボウルに取り分け、冷蔵庫に入れておきます。

POINT
残りの生クリームは室温においておきます。生クリームが冷えすぎていると、チョコレートを加えたときにすぐ固まってしまいます。
(2)チョコレートはひとくち大に切り、50度くらいの湯煎にあてながら溶かします。板チョコを使う場合は、1片ずつに分けましょう。

POINT
チョコレートの中に湯が入らないよう、なるべくぴったりはまるボウルで湯煎をしましょう。
(3)チョコレートが完全に溶けてなめらかな状態になったら、湯煎からはずして1の生クリームに半量を加えます。ゴムべらでザッと混ぜたら、今度はチョコレートのボウルに入れ、全体が均一になるまで混ぜます。

POINT
チョコレートと生クリームは、2回に分けて混ぜ合わせるのがポイント。きれいに仕上げるためのひと手間です。
(4)グラスに入れ、冷蔵庫で30分ほど冷やします。1で取り分けた生クリームを軽く泡立て直してからトッピングします。好みでカットしたいちごやミントを飾ります。

POINT
無糖の生クリームが、チョコレートとのバランスをとります。好みでリキュールやはちみつを少し加えて泡立て直しても。
ゼラチンを加えなくても、ふんわりやわらかに固まるムース。溶かしたチョコレートと泡立てた生クリームを合わせるだけなので、10分かからずに作れます。お子さんと一緒に作るのも楽しいですね。

渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「コーヒーショップをつくる」(旭屋出版)などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。
HP https://www.cafemel.com/
YouTube https://www.youtube.com/c/cafemel
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