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vol.3 梅雨時期を気持ちよく過ごすために

梅雨時期の困り事といえば、洗濯物。室内干しが続くと中々乾かない、においが気になる、部屋の湿度が上がり不快…。 それがこの家に住んでから、その悩みはなくなりました。

 

私がスギとヒノキの花粉症ということもあり、花粉が飛散する2月頃から梅雨時期まで、わが家ではずっと室内干し。

以前の住まいでは大型の自立型物干しスタンドを使っていましたが、小さな娘がぶつかりそうで危なかったので、新居には天井から吊り下げるタイプの物干しを2セット、2階の寝室に取り付けることにしました(建築後でも設置できますが、下地材のある部分に取り付けるので、事前に工務店に相談しておくと安心です)。

2階の寝室に取り付けた物干し。白いプラスチック部分をアイアン塗料で黒く塗装し、部屋と馴染ませました。

冒頭の悩みがなくなったのは、スペースが広がりゆとりをもって干せることも一因ですが、やはり新居が通気断熱WBハウスだから、というのが最大の理由だと思います。部屋の中のにおいや余分な湿気を壁から排出してくれるので、洗濯物の生乾き臭もこの時期の蒸し暑さも回避できるのです。

梅雨時期でも厚手のものでない限り、朝干せば夜には乾くから「あれれ、今日履く靴下がない!」なんてことも新居ではありません(以前はしばしば…)。念のため設置していた浴室乾燥機、そういえば未使用です。

消臭・吸湿用の重曹は、小さめの瓶に入れて、いろんな場所にこまめに置きます。

シューズボックスやクローゼットなど、特に湿気がこもりやすく臭いが気になる場所には、重曹を利用しています。

重曹には消臭・吸湿作用があるので、瓶などに入れて置いておくだけでOK。

倒したときにこぼれないよう、通気性のあるガーゼをかぶせておくと安心です。かわいいリボンやヒモでクルッと結ぶと、見えても違和感がありません。

私はローズマリーのアロマオイルを少したらすのがお気に入り(重曹1/2カップに対し、アロマオイル1、2滴を目安)。 有効期間はだいたい2、3ヶ月。使い終わった重曹はキッチンやお風呂の掃除にそのまま再利用できるので、無駄がありません。

重曹は食品にも使われるものなので安心なうえ、リーズナブル。100円ショップでも販売しています。気軽に使えるのがうれしいですね。

冷蔵庫やトイレ、食材庫など、気になる場所にぜひ試してみてください。

トイレの小窓に、雑貨と並べて重曹を。

雨の日も気持ちよく過ごせると、ちょっと得した気分。

さあ、梅雨があければいよいよ夏の到来です。夏休みにスイカ、水遊びとたのしいことがたくさん待っています♪

渡部和泉 わたなべ いずみ

ライター、フードコーディネーター。 著書に「季節の手づくりジャムの本」、「私サイズの小さなカフェ」などがあり、自宅で少人数制のお菓子教室「atelier mel」を主宰する。 東京の郊外に建てたタカキホームの注文住宅で、夫と娘の3人暮し。 https://www.facebook.com/ryouriwatanabeizumi/

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