
vol.15 引越準備リスト
春は、ひとり暮らし、入学、就職と、引越をする方が多い季節。
新居へ移る時も、引越が必要ですね。新しい家に住むのだから本来はワクワクするはずなのに、「引越作業」が面倒で憂うつ…という方も、いるのでは?
荷造りだけでも大変なのに、カード類の住所変更やら、役所などへの書類提出やら、やるべきことはたくさん!
まずは頭を整理するために、引越HOW TOを確認してみましょう。
やることが分かれば、あとは順番にこなしていけばいいだけ。
事前にできることはなるべく早めに終わらせ、引越日は「あとは業者さんにお任せ」状態にしておけると、新生活へのワクワク♪を存分に楽しめますよ。


以前に住んでいた、賃貸マンション。結露がひどく、室内で洗濯物を干すとにおいが気になっていました。
それに比べ、現在は「通気断熱WB工法」の家なので、部屋干しも全く問題なし!きれいな空気の中で快適に暮らせています。
【早めにできること】
〇引越業者の選定
入居できる日が定まったら、早めに引越業者を選びましょう。数社に見積を依頼すると、だいたいの相場が分かります。
引越ピークの時期だと、早めに決めておかないと希望の日程を抑えることが難しくなります。遅くなると、どこもいっぱいで受け付けてもらえず、「引越難民」になる可能性も…!
〇不要品の処分
基本的に、荷物が多いほど引越料金はかかります。できるだけ身軽な荷物で新居へは移りたいですよね。
陶器や本はリサイクル品として無料回収してくれる自治体も多いので、回収日に合わせて整理しましょう。
粗大ゴミとして自治体に回収を依頼する場合、一般的に事前の予約が必要です。その際、不要品のサイズ測定や、処理券の購入などの作業が発生します。多忙な方は、不要品回収業者に依頼するのもひとつの手です。
〇現住居の解約手続き
賃貸住宅に住んでいる場合、退去の申し出と手続きが必要です。退去の1ヵ月前が一般的ですが、物件によって異なるので、契約書を事前に確認しておきましょう。遅れると、翌月分の支払をしなければならない場合もあります。
また、駐車場、駐輪場を契約している方は、その解約もお忘れなく。
〇学校の手続き
子どもが通う園や学校の、転園・転校手続きが必要です。
特に保育園の待機児童が多い地域に引越する場合は、早めにリサーチをはじめておきましょう。
〇固定電話・テレビ・インターネット等の手続き
新居ですぐに使えるよう、引越前に工事の予約をとっておきましょう。
〇荷造り
季節外の衣類やコレクション類、本など、使用頻度の低いものから順にドンドン荷造りをしていきましょう。その際、新居のどこに置く荷物なのか箱に記載しておくと、引越業者もスムーズに運べますし、開封時に便利です。
とはいっても、ここが一番大変な作業。時間がない方は、業者に頼んでしまいましょう。プロの梱包ならば、運搬中の破損リスクも軽減します。


余裕がないと、「とりあえず段ボールに詰めちゃおう!」となってしまいがち。引越はシンプルライフに変えるチャンス。不要品は積極的に整理しながら荷造りを進めましょう。
【1週間前に済ませておきたいこと】
〇自治体での手続き
現住居最寄りの役所で「転出証明書」を発行してもらい、それを持って引越先で転入手続きを行います。
その他、国民健康保険や印鑑登録、児童手当、介護保険など、該当する方はそれらの手続きも必要です。
〇電気・ガス・水道
入居後すぐに使うライフライン。必ず引越前に現住所での停止と、新居での開始手続きをしておきましょう。
〇郵便
郵便局に転送サービスの申請をしておきましょう。引越してから1年間、旧住所への郵便物を新居へ転送してくれます。
ほとんどの手続きはネットでできます。電話や郵送だと時間がかかる場合がありますが、ネットならその場ですぐ済ませられます。
思いついた時、一気に手続きしておくと安心ですね。
次回は引越後に行う手続きについて、ご紹介します!

当時3歳の娘も、軍手とマスクでお掃除要員!…というか、はたきで遊んでいます(笑)
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「コーヒーショップをつくる」(旭屋出版)などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。
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