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vol.28 バテない夏の過ごし方

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キャンプに花火にかき氷!夏の楽しみはたくさんあります。
けれど暑さによる疲れが少しずつたまり、夏バテ気味な方が増えるのも、8月になってから。
元気に夏を過ごすために、気をつけたいポイントをご紹介します。

強すぎる冷房に注意

エアコンでひんやり冷えた室内と、ジリジリ焼けるような暑さの屋外。その温度差に自律神経の調整が間に合わないことが、夏バテになる要因のひとつ。
熱中症にならないためにもエアコンは必要ですが、風に当たる状態のまま長時間過ごさないこと、設定温度をあまり下げすぎないことに気をつけましょう。
施設やスーパー、デパートなどは、特に冷房が強め。身体の芯まで冷えきってしまわないよう、常に薄手のカーディガンやストールをカバンに入れておくと安心です。

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日傘、ストール、水筒が夏のお出かけには必須。

睡眠環境を整える

充分な眠りこそ、元気の源。そのためには、よい睡眠環境を整えることが大切です。
起きたときにじっとり汗をかいている、という方は、ぜひ布団乾燥機を使ってみて。汗を含んで重たくなった布団は、寝苦しさの原因となります。
また、涼感タイプのシーツや枕カバーなどを取り入れるのも○。肌触りがひんやりして、快適です。

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自分が好きなアロマでリラックスすると、寝やすくなります。

水分補給はこまめに

高温多湿な日本の夏は、まるでサウナのような蒸し暑さ。屋外にいるときはもちろん、エアコンのきいた室内であってもいつの間にか身体の水分は奪われているので、こまめな水分補給が欠かせません。
つい氷の入った冷たいドリンクが欲しくなりますが、がぶ飲みするのはNG。急激にお腹が冷え、チャポチャポして食欲不振になったり、胃腸の調子が悪くなったりします。
できれば常温の水分を、冷たいものの場合は少しずつとるようにしましょう。

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砂糖の入ったジュースではなく、常温・ノンカフェインのお茶を。

栄養のある食事

暑いときはツルッと食べられる冷たい麺類に目が行きがち。できれば温かなお味噌汁と良質なタンパク質をプラスするのがおすすめです。お味噌汁には野菜をたっぷり入れるといいですね。
また、夏は焼き肉や揚げものでスタミナをつける、辛いもので食欲増進、とも言われますが、これは元気のある人向けの食事。胃腸の調子がよくない人や、既に夏バテしている人は、内臓に負担をかけない、消化のよい食事を心掛けてください。お肉は脂身の少ない部分を選び、茹でる、蒸すなどの調理法がよいでしょう。

通気断熱WB工法

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冷房が苦手な方は、通気断熱WB工法の家を検討されてはいかがでしょう。
通気断熱WB工法とは、夏は涼しく、冬は暖かな暮らしを実現する家造りのこと。気温に応じて伸縮する形状記憶合金を使った仕組みで、壁の中の空気をコントロールします。
夏は床下の冷涼な空気を取り入れ、湿気とともに熱気を上部から排出してくれるので、家の中は蒸し暑さを抑えられます。
わが家も、通気断熱WB工法で建てた家。真夏はエアコンをつけますが、高めの設定温度(28〜29℃)で快適に過ごせます。以前のマンション住まいに比べて床面積が広がったにもかかわらず、光熱費は下がりました。高温多湿な夏が苦手という方、特におすすめです。

渡部和泉 わたなべ いずみ

ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「コーヒーショップをつくる」(旭屋出版)などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。

HP  https://www.cafemel.com/
YouTube  https://www.youtube.com/channel/UC4Or1MCWAnJGaH39gJsIQsQ

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