
vol.17 ごみ箱、どうされていますか?
ごみ箱については、わりと長い間悩んでいる問題です。
生活感が出るし、床に置くと掃除の邪魔になる。わが家では、収集日に各部屋のごみをまとめる作業が面倒なこともあり、1階のキッチンと2階の洗面所に1つずつと最小限の個数で対応しています。コンパクトな家というのもありますが、寝室やリビングで出たごみも、各自が捨てに行くルールです。

2階の洗面所。髪の毛が落ちる場所なので、こまめに掃除ができるよう床には物を置きません。
何より迷ったのはキッチンのごみ箱。以前は量販店で購入したプラスチック製の2段式ごみ箱を使っていたのですが、大きいため存在感があり、時間が経つと薄汚れるのも気になっていました。
そこで、新居ではシンクの下に隠せる(収納できる)タイプにしたいと思い、キッチンと同じステンレス製のごみ箱をネットで探し、見つけたのがこちらの2箱式ダストボックス。これをシンクの下に入れることを前提に、キッチンをオーダーしました。

シンクの下に入れたので、ごみ箱の存在感がなく、すっきりしたキッチンになりました。サッと取り出せるので、奥まで掃除が楽に出来ます。


足のペダルでフタが上に開くタイプだと便利なのですが、その分のスペースがもったいないので、引き出し式にしました。
中にプレスチック製のごみ箱が置いてあり、これだけを買い替えるなら安価です。
1箱の容量が16リットルなので、きっと入りきらなくなるだろうと、当初は屋外用の大型ごみ収納庫を裏庭に設置する予定でした。けれど実際に暮らしてみたらそこまでごみが出ず、結局購入には至りませんでした。
全体的に大型の道具類は、すぐ生活に必要というもの以外、引越後に購入を決定した方がベターなような気がします。
ところで、私の住んでいる東京都小平市では、今年の4月から家庭ごみが有料指定袋制・戸別収集となりました(これまでは基本的に無料で、集積所からの収集)。
収集日に家の前にごみ袋を出すのですが、カラス対策で、網やバケツなどに入れる必要があります。
今回、そのために屋外に置くごみ用バケツを新たにネットで購入しました。
外国製の業務用テイストなダストボックスです。
普段は敷地内の目立たない場所に置き、燃えるゴミの日に家の前に出すので、持ち運びがしやすい形を選んだつもり。

濃紺のガルバリウムの外壁に似合うように、とセレクトしたブルーグレーのダストボックス。雨が入らないようしっかりフタが閉まるタイプなだけに、フタの開閉にはちょっと力が必要。
ごみの収集、分別方法は自治体によって異なりますし、今後も変わる可能性があります。これから新居を予定されている方、居住地の自治体HPなどで調べておくと、ごみ箱を選ぶ時の参考になりそうです。
いずれにせよ、ごみ箱をすっきり保つには、なるべくごみを出さないことが大切なのかもしれません。
ごみは、一家庭の問題ではなく、世界的な問題。それを意識しながら、エシカルな生活をしていけたらいいな、というのが、今の私の目標です。
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「コーヒーショップをつくる」(旭屋出版)などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。
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