vol.30 新米を楽しむエトセトラ

収穫の秋、到来です。芋栗かぼちゃ、柿に梨とおいしい食材が目白押し。中でもわが家が楽しみにしているのは、新米。あまくてツヤツヤ、炊きたての新米を頬張る幸せといったら!
普段朝食はパン派ですが、この時期だけは3食お米を楽しみます。

新米を一層楽しみたいのなら、土鍋での炊飯がおすすめ。
じっくり熱が伝わり、ふっくら、もっちりした食感に仕上がります。

土鍋での炊飯

(1)お米は洗ってから浸水します(米1合に対して水200mlが目安)。
(2)土鍋に移してフタをし、中火にかけます。沸騰したら弱火にし、12分炊きます。
(3)火を止めて(おこげを作りたい時は、最後10〜20秒ほど強火にします)、そのまま10分蒸らします。
(4)全体をしゃもじで切りほぐします。

※新米は古米に比べて水分量が多いので、炊飯時は水の量を少し控えるのがポイント。お米1合に対して水小さじ2杯分を減らしましょう。

そのままでもごちそうですが、いっそうごはんがすすむ「お供」をご紹介します。
どれも簡単に作れますよ。

自家製なめたけ

【材料】
えのき1袋、酒・しょうゆ・みりん各大さじ2

【作り方】
(1)えのきは石づきを切り落とし、2㎝長さに切ります。
(2)小鍋に全ての材料と水1/4カップを入れ、中火にかけます。
(3)木べらで混ぜながら加熱し、えのきがしんなりして水分がとんだら出来上がりです。
ごはんのお供はもちろん、納豆や麺類のトッピングにも。

卵黄のしょうゆ漬け

【材料】

卵黄1個、しょうゆ・みりん各大さじ1/2

【作り方】

(1)小さな器(お弁当用カップなどでも)に卵黄を入れ、上からしょうゆとみりんをそっとかけます。
(2)ラップをして、冷蔵庫で半日ほど漬けます。
濃厚で、クセになる味。残った漬け汁は煮物などに使い回せます。

ネギ味噌

【材料】

長ネギの青い部分2本分、A(味噌大さじ3、酒大さじ1、砂糖小さじ1)、ごま油小さじ2

【作り方】

(1)長ネギは小口切りにします。
(2)フライパンにごま油をしき、1を中火で炒めます。
(3)しんなりしたらAを入れてなじませるようにして炒めます。
残りがちな長ネギの青い部分を使って、おかず味噌に。焼きおにぎりにしてもおいしいですよ。生姜のみじん切りを加えても。

実りの秋、食欲の秋!
おいしいご飯を楽しみましょう。

渡部和泉 わたなべ いずみ

ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「コーヒーショップをつくる」(旭屋出版)などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。

HP  https://www.cafemel.com/
YouTube  https://www.youtube.com/c/cafemel

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