
vol.21 春野菜編 2

3月〜6月初旬に出回る、ふんわりとした春キャベツ。冬のキャベツに比べ黄緑色が濃く、丸みをおびているのが特徴です。まるごと1個買ったら、傷ませずに食べきりたいですね。
やわらかくてみずみずしいので、火を通さずそのまま食べるのもおすすめです。手でちぎり、好みのドレッシングをかけるだけでおいしいですよ。
春キャベツと柑橘のサラダ
【材料】(2人分)
キャベツの葉2枚、オレンジ1個、鯛(刺身用)100g、塩適宜、オリーブオイル大さじ1
【作り方】
オレンジは皮をむき、実を切り出します。最後、薄皮の残りをギュッと絞り、果汁をとっておきます。
キャベツは手でひと口大にちぎります。鯛はそぎ切りにします。
オレンジ果汁、塩、オリーブオイルを混ぜ、ドレッシングにします。
具材を3であえます。

キャベツの保存は、まず芯をくり抜き、そこに湿らせたキッチンペーパーを詰め、新聞紙で包んでから冷蔵庫の野菜室に入れると長持ちします。 くり抜いた芯は、捨てずに食べましょう。実はカリウムやカルシウムといった栄養素は、葉よりも芯の方にたくさん含まれています。芯は火を通すと甘みが出るので、炒め物の具材として利用したり、小さめに切ってみそ汁やスープに加えたりすると、おいしく食べられますよ。外葉も芯もまるごと食べれば、ゴミを出さずにすみます。
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師、漢方スタイリスト。
漢方薬メーカーや無添加食材宅配会社での勤務を経て、独立。
自然豊かな東京の郊外で、タカキホームで建てた家に暮らす。
HP https://www.cafemel.com/watanabeizumi
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