top of page
SDGs_column_bnr_new

vol.12 リボベジ編

sd04001.jpg

「リボベジ」という言葉、知っていますか? リボーンベジタブルの略語で、野菜の切れ端などを捨てずに、室内で小さく育てること。再生野菜ともいわれています。ゴミを減らして緑を増やせる、エコな行動。ちょっとずつグリーンが育つ様子は、癒し効果もあります。 初期費用0円で、土や鉢、肥料などは不要。基本的には水につけるだけでOKという手軽さ。育つと食べられるのも、うれしいですよね。


はじめてのリボベジにおすすめなのは、豆苗や万能ネギ。最初から根がついているので、失敗せずに育てられます。 それぞれ根本を5㎝ほど残してカットしたら、バットなどにのせてそのまま水につけます。根腐れしないよう、水は入れすぎないこと、毎日水を替えることに気をつけましょう。日差しの入る窓際に置いておくと、だいたい5〜10日で再収穫できます。 直射日光が長時間あたると水温があがり、水が濁ってしまうので、真夏は窓辺から少し離した場所に置くのがよさそうです。


にんじんや大根、かぶのヘタも、リボベジOK。1、2㎝ほど残してヘタを切り、少量の水につけておくと、1週間ほどでかわいい葉が出てきます。 ほかに、パクチーや小松菜なども育てやすくておすすめです。





リボベジの豆苗と万能ネギを、オイスターソースでサッと炒めたおかず。お味噌汁、お浸し、卵焼きの具材など、日々の料理で楽しめます。緑があると、料理がグッと映えます。


観葉植物よりもずっと手軽に育てられる、リボベジ。生活に取り入れると、収穫が小さな楽しみになりますよ。ぜひお試しください。


渡部和泉 わたなべ いずみ

ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師、漢方スタイリスト。
漢方薬メーカーや無添加食材宅配会社での勤務を経て、独立。
自然豊かな東京の郊外で、タカキホームで建てた家に暮らす。

HP  https://www.cafemel.com/watanabeizumi
YouTube  https://www.youtube.com/c/cafemel

エシカルなくらし  index

bottom of page