top of page
SDGs_column_bnr_new

vol.11 麹のある生活編

sd04001.jpg

新緑がまぶしい4月になりました。新年度、何か新しいことにチャレンジしたくなりますよね。 食環境を整えるため、麹のある生活をはじめてみるのはいかがでしょう? 麹はビタミン類が豊富で身体によいことはもちろん、食材を発酵の力でおいしくしてくれます。市販されていますが、自宅でも簡単につくることができます。特に春は、寒すぎず暑すぎず、発酵にちょうどよい時期。スタートするには絶好のタイミングです。


わが家では塩麹、甘麹、しょうゆ麹、玉ねぎ麹、小豆麹が常時冷蔵庫にスタンバイしています。 ○塩麹 料理の下ごしらえや調味料に ○甘麹 お菓子づくりやミルクで割ってドリンクに ○しょうゆ麹 納豆や蒸し野菜などにつけて ○小豆麹 パンやおもちにのせて わが家ではほぼ毎日、何かしらの麹をとっています。 シンプルな調理で充分おいしくなるし、身体の調子もいい。なくてはならない万能調味料となっています。


今回は「塩麹」のつくりかたをご紹介します。 生麹と乾燥麹がありますが、今回は手に入りやすい乾燥米麹でのレシピです。





【材料】乾燥米麹200g、塩60g、水250ml

【作り方】

  1. 乾燥麹はボールに入れ、手で細かくほぐします。塩、水を順に加え、その都度ヘラで全体をよく混ぜます。

  2. 清潔な保存容器に入れ、フタを軽くのせます(密封しないように)。

  3. そのまま7〜10日程度、日光の当たらない常温に置きます。毎日1回、全体を混ぜます。

  4. 麹がやわらかく、指で簡単につぶせるようになったら完成。目安としては春〜夏は1週間、秋〜冬は2週間。

  5. フタをして冷蔵庫で保存します。使用の際は清潔なスプーンを使いましょう。


野菜を漬けたり、炒めものの味付け、肉や魚をマリネしたりと、「塩」と同様に使えます。 オイル・酢と混ぜてドレッシングにするのもおすすめ。 ブレンダーで攪拌してペースト状にすると、さらに使い勝手がUPします。 料理の幅が広がる麹、ぜひお試しください。



渡部和泉 わたなべ いずみ

ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師、漢方スタイリスト。
漢方薬メーカーや無添加食材宅配会社での勤務を経て、独立。
自然豊かな東京の郊外で、タカキホームで建てた家に暮らす。

HP  https://www.cafemel.com/watanabeizumi
YouTube  https://www.youtube.com/c/cafemel

エシカルなくらし  index

bottom of page