


築45年以上の実家を
大人がリラックスできる
モダンな空間にフルリフォーム
vol.20 小金井市Nさま邸
ホワイトを基調としたモダンな空間に、柔らかな日差しと木の温もりが調和するNさんのご自宅。
ご夫婦は、ご両親から受け継いだ一軒家をタカキホームでフルリフォームし、昨年末からここでの暮らしをはじめました。
「思い描いていた通りの仕上がりで、毎日家に帰るのが楽しみなんです」と、笑顔で語ります。
それまでは、東京のイーストサイドでマンション暮らしをしていたおふたり。小金井市にあるご実家をリフォームするにあたり、施工後も何かあったときに頼れるよう、地元周辺の施工会社を探しました。
複数社と打ち合わせた中でタカキホームを選んだ理由について伺うと、「ウェブサイトの施工事例が好みと合っていたこと、良質な木材の取り扱いもしている会社であること。そして何より信頼できると感じたことです。大手は営業担当者とのやりとりだけでしたが、タカキホームは会社全体で親身に対応してくれました。社長の人柄にも惹かれ、ここなら安心してまかせられると思ったのです」と話してくださいました。

リビングの室内ドアはオーダー品。お母様が遺された木工作品が見えるよう、ガラス窓のサイズにこだわりました。
リフォームにあたり、まず実施したのが耐震診断。ご実家は築45年以上の木造住宅であるため、この先も安心して住み続けるには、地震に強い家にすることが必須でした。診断結果をもとに、壁の増設や柱の入れ替えなど、必要な補強工程を算出。
さらにNさんいわく「冬は震えるほど寒かった」ため、断熱性と気密性も重視。冬は暖かく夏は涼しい、頑丈で快適な住まいを目指しました。
間取りも大きく見直し、1階の2部屋は仕切りを取りのぞき、広々としたLDKに。30年以上愛用してきたダイニングテーブルや、どっしりしたソファーを置くことを前提に、レイアウトを設計しました。


家具が入る前の、LDK。フローリングの木材と庭のグリーンがナチュラルな雰囲気です。
設計を担当したのは、タカキホームの社内設計士。ご主人はYouTubeなどから得たアイデアを、画像や写真とともに伝えたそうです。
「こちらの思いをきちんと受け止めたうえで、プロとして納得のいく提案を返してくれる。打ち合わせは毎回充実していて、本当に楽しい時間でした」と振り返ります。
一方、奥さまのご希望は「すっきりした家にしたい」という一点。収納力に優れ、経年劣化もしにくいタカラスタンダードのシステムキッチンを選んだことで、シンプルモダンな空間が完成しました。キッチンが広々としているので、ご夫婦が並んで一緒に料理をする機会も増えたそうです。
食後は間接照明が灯るリビングで、ご主人がハンドドリップするコーヒーやお酒とともに、リラックスした時間を過ごされます。
「居心地のよい自宅でおいしい食事を楽しめるのが、何よりの幸せ」と話すおふたり。互いを想い合い尊重するお姿が、空間にいっそう温かな雰囲気を添えていました。
Before After
フルリフォーム


ダイニングの大きな出窓は、耐震とプライバシー保護のため、サイズを小さくしました。日差しの入り方も計算しています。


食器棚でダイニングと区切っていたキッチン。収納力に優れている タカラスタンダードのシステムキッチンを導入することで、吊り棚も不要に。すっきり機能的なキッチンになりました。奥の引き戸は、パントリー、洗面所、玄関へとつながっています。

余白のあるディスプレイが、クリアなインテリアを引き立てます。

キッチンの前には、造り付けのカウンターデスク。お茶を飲んだり、リモートワークをしたりとフレキシブルに利用。


玄関。室内の照明器具はすべてNさんがセレクト。「施主支給を受け入れてもらえたのも、タカキホームにしてよかった点」とのこと。


お風呂場は、掃除がしやすくリラックスできる空間に。


広さはそのままに、耐震性・機能性・防犯性を高めました。
Before After

明るく笑顔のたえないNさんご夫婦。
小金井市Nさま邸
フルリフォーム
構造 木造在来工法
地上2階建
延床面積 114.27㎡
完工時築年数 築45年
設計:タカキホーム社内設計士
取材・文
渡部和泉 わたなべ いずみ
ライター、フードコーディネーター、国際中医薬膳師。 著書に「季節の手づくりジャムの本」、「家族ではじめる、小さなカフェ」などがある。東京の郊外に建てたWBハウスで、月に1日だけオープンする「cafe mel」を営む。
https://www.cafemel.com/
“タカキホームの家で暮らしています” index
vol.15
家族が健やかに暮らせる、通気断熱WB工法の家

